化学
①条件撹拌容量:2.28m³/粘度:16000mPa・s以下/目的:混合(液体×液体)
缶内条件圧力:FV~0.2MPa、温度:80℃
特徴Oリング仕様のドライメカニカルシール
概要
撹拌目的は液×液の混合。撹拌中に液量の増減があるため、液量に合わせインバータで能力調整を行う。
粘度が高いことより低速で羽根径を大きく設定し槽内全体の混合を目指す。
軸封は近年スタンダードになりつつあるOリング仕様のドライメカニカルシールを採用。
これにより圧力範囲はFV~0.2MPaまで対応可となる。温度も最高175℃まで対応可。
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②条件撹拌容量:1.0m³/粘度:50mPa・s以下/目的:溶解(液体×液体)
缶内条件圧力:FV~0.19MPa、温度:150℃
特徴ベローズ仕様のドライメカニカルシール
概要
撹拌目的は液×粉体の溶解。粉体の巻き込みを促すため、中速300min-1で軸流が強く出るプロペラ翼を採用。
お客様より禁油処理のリクエストがあり、軸封にはベローズ仕様のドライメカニカルシールを採用。
ベローズ仕様のドライメカニカルシールはOリングが作動しづらい禁油条件や低温条件において数多く採用される。
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③条件撹拌容量:10m³/粘度:1mPa・s/目的:混合(液体×液体)、分散(液体×液体)
特徴接液部 FRPライニング仕様
概要
撹拌目的は液×液の混合、液×固体の分散。金属材に対して腐食性のある撹拌対象液のため接液部にFRPライニングを施工。
撹拌時にガスの発生がありタンクは密閉仕様のため、撹拌機についても軸封はグランドシールで対応。
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④条件撹拌容量:0.4~1.3m³/粘度:1000~12000mPa・s/目的:反応(液体×液体)
特徴バイエル変速機で回転数調整
概要
撹拌目的は液×液の反応。撹拌中に粘度変化するため幅広い粘度で対応できるようアンカー翼を採用。
起動時の低速において高トルクが必要なため場合があることよりインバータ変速ではなく機械変速であるバイエル変速機を選定。
この組み合わせにすることで幅広い粘度に対応可能な撹拌機となる。
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⑤条件撹拌容量:0.2m³/粘度:1000mPa・s/目的:樹脂の溶解
缶内条件圧力:FV~0.9MPa、温度:180℃
特徴高圧高温対応の撹拌機
概要
撹拌目的は高圧における樹脂溶解。槽内に高い圧力と温度をかけながら撹拌を行うことで樹脂を溶かしていく。
ドライメカニカルシールでは対応できない高い圧力、温度であるため軸封部にはダブルメカニカルシールを採用。
0.2m³と小容量でありながら、実はかなりのハイスペックである。